WASARAについて

デザイン

有機的なフォルムと美しいテクスチャ

手にすっと馴染む流麗なフォルム、和紙のような質感、繊細な陰翳、重ねたときの美しさ。
WASARAは手に持ったときの感触や、唇に触れたときの感覚を大切にしています。持ちやすさを追求した有機的なフォルムは、人間の手の曲線にもとづいてつくられているため、自然に手に馴染み、手にする人の所作さえ美しく見せます。この美しいフォルムや手作りの風合いを表現した質感は、日本の優れた職人の技術があってこそ、たどり着いた機能美です。この絶妙な造形から、器の豊かな個性がよりいっそう浮かびあがってきます。

食を彩る豊富なカタチ

料理に合わせて器を選ぶことは日本人にとってごく自然な行為です。こんなにも器に気を配る文化は、おそらく他にはないでしょう。例えば日本には、ごはん茶碗やみそ汁椀などの専用の器がある一方で、酒器や小鉢としても使われる蕎麦猪口のような万能な器もあります。日本の器文化を表現するWASARAの使い方は自由自在。耐水・耐油性も備え、さまざまなアレンジをすることができ、もてなしの時間を素敵に彩ります。

時代を越えても変わらないもの

WASARAは、はやりのデザインにならないこと、そして時代を越えても変わらないことを目指しています。日本の趣を表現した器ですが、その背景にあるのは普遍的な自然の美しさ。WASARAは、国や文化を選ぶことなくいつの時代も使うことができるプロダクトであると信じています。